■■ 自律神経を整えて、この冬を乗り切ろう! ■■
常にストレスにさらされていたり寝不足が重なったりすると、自律神経の働きが悪くなることがあります
※ 自律神経というのは全身に張り巡らされていて、体の機能を自動的に調整してくれている神経系で、緊張時に働く交感神経とリラックス時に働く副交感神経が必要に応じて交互に働き、内臓の働きや血管の上体、ホルモンの分泌などを最適な状態に保ってくれています
この自律神経がうまく働かないと、動悸やめまいがしたり、手汗をかいたりアレルギー症状が起きたりします
過労によるストレスで頭痛やめまいがしたり、下痢をしたりといった症状に悩む方も多いです
そんな症状やストレスにお悩みの方のために、今回は自律神経をスムーズに働かせるためのリラックス法を紹介しますね
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人間は緊張した状態にあるときは、交感神経が優位になって血管が縮まり、いつでも動き出せる活発な状態になっています。
しかし、この状態が過剰だったり、長時間続くとからだが休むことができなくなり、ストレス性の疾患にかかりやすくなります。
逆にリラックスしたときには、副交感神経が優位になって、血管が広がり、血液内のリンパ球が増えることによって、免疫力が上がるわけです。
そこで今回は「漸進的リラックス法」をご紹介します。
このリラックス法は、からだの一部に意識を集中させ、緊張させてから緩めることで、からだが緩むことを実感し、心身ともにリラックスさせる方法です。
“漸進”というのは“ちょっとずつ進む”という意味です。
やり方は以下のとおりです
・まず頭頂部から「おでこ」「まゆげ」「目」「鼻」「耳」「ほっぺ」「上くちびる」「下くちびる」といった具合に、顔のパーツそれぞれを意識して、そこに入っている力を抜いていきます。
※最初はうまくいかないかもしれませんが、何度かやるうちに上手に意識できるようになります。
・顔が終わったら、次に「首」「肩」「体」「足」と上から順番に、体を緊張させ、その後力を抜いてみてください。その際は、それぞれの実施箇所に意識を集中させ、からだの変化を実感しながら行ってく
ださい。
どうでしょうか。
からだがリラックスしていくことに加え、気持ちが落ち着いてくるのを実感されたのではないでしょうか。
このように、意識を集中させることで、心身共にリラックスさせる方法が「漸進的リラックス法」です。
末端の毛細血管を開く効果もありますので、冷え性対策としても効果的です。
こちらでお伝えした冷え性対策とともに、是非試してみてください。